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PART10
その他の交通機関 |
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【バイクタクシー】
タイではモータサイと呼ばれており、これはモーターサイ・ラップ・チャーンからくる略語です。
運転手はみな番号の書かれた色つきベストを着用しているのでこれで判断するんですが、
結構運転が荒く車と車の間を強引にすり抜けたりして事故も多いようです。あまりオススメ
ではありません。料金は交渉制ですがリスクの割りに料金は高いですね・・・場所にもより
ますがメータータクシーのほうがまだ安いかも知れません。停め方はタクシーやトゥクトゥ
クと同様ですがなるべく避けましょう。
幹線道路の枝道(ソイ)の奥に目的地がある時に、ソイの入り口から10バーツ程度で乗せて
もらうのが唯一の正しい利用方法だと思います。ヘルメットは貸してくれるので、かぶって
ください。バイクなので、当然ながら大きい荷物や3人乗りは不可です。
【ソンテウ(ソンテオ) / スバル】
地方に行くとよくあります。
簡単に言いますとピックアップトラックの荷台を客席に改造した乗り合いトラックをソンテウ、
軽トラックの荷台を客席に改造したものをスバルと言います。(共にベンチシートで屋根が
ついています)バンコクなどの都市部ではほとんど見かけることはありませんが、タクシー
などの交通網が発達していない地方に存在します。収容人数はソンテウで10〜15人くら
いで、スバルでは数人といったところではないでしょうか・・・料金は定額の10バーツ〜20
バーツです。わたしも何度か乗りましたが一応バスのようにブザーがついてい
て降りるときにこのブザーを押す方式です。コース内であればどの場所からでも乗車降車
ができます。郊外では慣れれば強い味方かも知れませんね・・・(^o^)
ところでこのソンテウ、いきなりバスからタクシーになってしまうのです。バスのように決ま
った路線を走るんですが、路線外のところまでチャーター可能なんです。あるいはこちらが
日本人だとわかり、先客がいない時は、タクシーとしてふるまい始めたりします。ですから、
バスとして使いたい時は、先客のいるソンテウに乗るようにすれば間違いありません。先客
のいないのを停めてしまった時は、黙って乗り込み、降りたいところで普通にブザーを押し
て降り、規定の料金だけ払います。つまり、あらかじめ路線と料金を知らなければ、バスと
しての利用は難しいという事ですね。タクシーとして使いたいなら、先客のいないのを停め
て、料金交渉となります。元はバスですから、タクシーのようなメーターなんて付いてませ
ん。料金交渉については【メータータクシーの乗り方】【トゥクトゥクの乗り方】を参考にしてく
ださい。
バス利用にしてもタクシー利用にしても、交通費は地方ではバンコクより高くなると考えて
ください。人口密度が違いますからね。
【鉄道】
タイの国鉄です。
各地への長距離移動に利用するのが鉄道です。チケットは最寄の駅窓口で購入しますが、
車両等級(1〜3)と距離と列車種類(特急か急行か快速か)の3つの要素によって料金が
決まります。わたしがチェンマイまで行ったときは特急+1等寝台+運賃で1200バーツ
ほどかかりました・・・。長距離バスと比べて良い点は、寝台車がある事でしょう。いくら豪華な
VIPバスでも、ベッドで横にはなれません。またバスと比べて、交通事故のリスクは格段に
低いと言えます。
料金的には2等寝台が安くていいのですが、人気があるので、早めの予約が必要です。
マレーシアのペナン島まで行ける国際列車はとても快適でしたが、やはり大人気で特に2等
寝台は早めにチケットを押さえないと乗れません。1等寝台や3等椅子席は取りやすいの
ですが・・・
【長距離バス】
鉄道と同様にバンコク市内の移動には使いませんが、簡単に紹介しておきます。バンコク
からはタイ国内各地にきめ細かく路線があり、長距離だと夜行便主体になります。乗り場
は目的地によって北・南・東の各バスターミナルからの出発になります。ホテルでチケット
を手配(たいていは手数料を取られます)してもらうと、ホテルまでピックアップに来てくれ
る事があるので、聞いてみましょう。バスの種類はVIP・1等・2等・3等があります。VIPで
は冷房付きで水平に近い角度までリクライニングするシートになっていますが、1等では
通常のリクライニングシートになり、3等では冷房無しの普通シートになります。バスの冷
房は効きすぎる事が多いので、風邪をひかないようにしましょう。料金は路線によっても
違いますが、VIPで鉄道の2等寝台と同じくらいでしょうか。
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